『環境と世界貢献で笑顔を増やしたい!』
AFRO days 代表
佐藤 綾子氏
水野(以下、水):今日はAFRO daysという活動をされている若干22歳の佐藤綾子さんにインタビューさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。
いきなりですが、AFRO days(アフロデイズ)って面白い名前ですよね!どんな由来や意味があるんですか?
佐藤綾子氏(以下、佐):みんなに聞かれます(笑) 実は、私アフロの大ファンなんです!
高校時代にアフロ犬に出会い、アフロが大好きになったんですね。それから、アフロに、はまり、大のアフロファンになって、アフロにまつわる物を色々集めたりしてたんですね。
それで、今回アフロって名前を入れたくて着けたんです。正直、あんまり意味はなくて(笑)
でも、今はロゴに地球に植物が生えているロゴを使っているのですが、それがアフロみたいになっていきたいって意味があります。完全に後付けですが(笑)
水:そうなんですね! アフロ好きってめずらしいですよね・・・。さて、このAFRO daysはどんな活動をされているんですか?
佐:はい。AFRO daysはエコリメイクを使った商品を世に出し、環境と世界で困っている人たちのために貢献していこうという活動なのです!
世の中には、様々なリメイクの服が作られ、売っているんですね。ちなみに、リメイクとは、既存の服と服を合わせて、新デザインの服を作るということなんです。リメイクって、既存の服を使っていくということもあり、環境に良いというイメージもあるじゃないですか。ただ、実はこのリメイクを作る過程で、たくさんのいらなくなった生地が出るんです。私はそれがもったいないなぁって感じていて。
だから、全く捨てないリメイクを作ろうと決めたんです。それが名づけて、エコリメイクなんですね。
このエコリメイク商品を販売し、そしてその売上を世界のどこかで困っている人のために募金するという活動がAFRO daysという活動なんです。
水:それは、素晴らしい活動ですね! まず、捨てないってすごいですよね。そんなこと可能なんですか?
佐:はい! すごく大変なんですけどね(笑)ちょっとこの作品を見て欲しいんですが。

一番左側がバッグなんですが、真ん中はデニムだとすぐわかると思うのですが、横の赤と青が混ざったような編みこんでいるのが見えると思いますが、何かわかりますか?
水:うーん・・・。なんですかね・・・。ちょっとわからいないです。
佐:実はですね、ネルシャツを細かく裂いて、それを編みこんでいったものなんですよ!
水:えっ!? ネルシャツですか!? いやぁ、それはすごいですね。じゃあ、もしかして、右にあるウサギの人形なども、ネルシャツを編みこんだものなんですか?
佐:そうですね、ネルシャツだけじゃなく、色んな生地を細かく裂いて編みこんで作ってるんですよ! つまり、どんな服でも生地になってしまうんです!
水:それはすごいですね!よく見てみても、まさか前が服だったとは思えないです。
佐:ありがとうございます。私の想いとしては、着れる服はフリーマーケットやオークションなどで、次の人に来てもらうのがいいと思うんです。
しかし、しみができたり、ちょっと汚れたりした服って、もう捨てるしかないって思うじゃないですか。その生地を使って、リメイクしていくというコンセプトなんですね!
水:なるほど。本当にそれはすごいですね。それだけでも、すごい活動ですが、さらに売上の10%を世界のどこかで困っている人の募金にあてるという活動をされていますよね?
佐:そうなんです! 現在は、NGOのMAKE THE HEAVENという団体の『まいど!(MY 井戸)募金』というカンボジアに井戸をつくるための募金に送らせていただいています。
水:その募金先を選んだのは何かつながりがあったんですか?
佐:たまたま、友人がこの活動をしていたんです。ただ、1年ごとに募金先は変えていくつもりです。世界のどこかで困っている人のためにという軸に合うところに色々と支援していきたいです。
水:本当に素晴らしいですよね!
佐:いやいや、まだまだ本当にこれからなので。でも、捨ててしまうはずだったものが、世界の誰かを笑顔にしているということを考えるとワクワクするんですね。AFRO daysの理念は『地球も人もHappy』ってことなんです。
水:佐藤さんは、昔から、環境のことだったり、ボランティア活動だったりに興味があったんですか?
佐:いや~、全然(笑) 本当に、そんなこと全然考えてなくて・・・。
ただ、小さいころから、何かを作ったりしているのが好きだった女の子でした。小学校のころから、編み物なんかはやってたんですよね。
そして、昔から、《もったいない》という意識は何かと高かったと思います。
水:じゃあ、リメイクに行ったのもたまたまですか?
佐:そうですね。一点ものが昔から好きだったのが大きいですね。リメイクってやっぱり大量生産とは違うこともあり、他の服とは違うというのが好きだったんですよね。
水:そこから、今の考えにいったのは何があったんですか?
佐:はい。学校を卒業して、リメイクの会社に入ったんです。そしたら、想像していた世界と全く違って・・・。それは、私の完全に知識不足だったんですが、リメイクってほとんど生地があまらないと思ってたんです。
ところが、実際はたくさんの生地が毎日捨てられていて・・・。本当にびっくりしたんです。そんな毎日を過ごしていて、少しずつ違和感が出てきて・・・。何か違うんじゃないかなぁって。
でも、そのときは特にこの考えを持ってたわけではないんです。ただ、なんとなく違和感があり、そのまま会社を退社しました。そして、自分は本当に何がやりたいんだろうって考えてたんです。
水:いわゆる、フリーターってやつですね!
佐:はい、そうです(笑) そんな時に、高橋歩さん好きな人が集まるキャンプに参加したんです。そこでの出会いがきっかけで、大きく人生が変わっていったんです。
水:高橋歩さんって、あのバーを作ったり、出版会社作ったり、新婚旅行で2年間世界旅行したりした人ですよね!いろんな本が出てて、若者にすごい人気ですよね!
佐:そうです。大学時代から好きで。『毎日が冒険』って本を読んでファンになったんです。
水:私も、その本読んでファンになりました(笑)
佐:はは(笑) いいですよね。 会社を辞めて時間があったので、高橋歩のトークイベントとかに参加してたんですね。そんな時に、あるきっかけで高橋歩が好きな人が集まってキャンプをやり、夢を語るイベントを知ったんです。
水:それは、高橋歩さんが主催なんですか?
佐:いや。全く関係なくて(笑)
そして、別に知り合いがいたわけでもなかったので、正直最初は『すごく怪しいなと・・・』。でも、自分を変えたいと思っていたので、参加を決意したんです。そしたら、70人くらい参加してたんですが、ほとんどの人が一人の参加で、すごく安心しました。
水:それはすごいですね・・・。
佐:そうですね。そこで、本当に色んな出会いが会ったんです。そして自分が変わっていきました。 それは、夢を持っている人たちがたくさんいて、そして自分と同じような悩みを持っている人たちもたくさんいて。そんな人たちと出会うことで、自分に勇気をもらえたんです。また、その中には、環境への活動を本気でやっている人や、世界で困っている人たちを助ける活動をしている人たちなどがいて、大きな影響を受けました。
水:そこから、今の自分の想いに気づいたんですか?
佐:そうです。元々もったいないという意識はすごく強かったんです。
でも人前でそれを言うのって格好悪いなって思ってて・・・。だから、環境問題とか感じていながらも、口に出せないし、行動にも出せなかった。
でも、そのキャンプでであった人をきっかけに、そういうイベントに行くようになって、こんなにたくさんの人が活動をしているんだって気づいたんです。
そこから、このエコリメイクの発想が出てきたんですね。
水:なるほど。
佐:そして、2007年4月にエコリメイクで作品を作り、イベントやネットで販売し、その売上の10%を寄付する活動をはじめたんです。
水:そうだったんですね。現在の状況はどうですか?
佐:そうですね。少しずつ認知度もあがり、協力してくれる人も増えてきました。ただ、今は一人でやっているので、全てに限界があるのが正直なところですね。
水:そうすると、今後の展望としては?
佐:やはり、仲間を増やしていきたいです。そして、たくさんの人にこの活動を知って欲しいと思っています。
『環境』・『ボランティア』って出すと、すごく重く思われちゃうと思うんです。
でも、この活動は、誰かがいらなくなったものを捨てるんだったら、それを利用して新しいものを生み出しちゃいますってものなんです。そして、それだけじゃつまらないので、募金をしているだけなのです。
今後は広げるために、エコ関係のイベントにも積極的に参加し、出店していきます。また今後は自分でもイベントを主催したいと思っています。さらに、募金活動の主催もできたらいいなぁと思っています。
水:それが、佐藤さんの情熱の元なんですね! では、最後の質問ですが、佐藤さんの一番の夢はなんですか?
佐:はい! 私の一番の夢は、自分がこの活動で送った募金で、その人たちが幸せになり、笑顔が届くことが一番したいんです! 私は笑顔を見るのが、本当に好きなんですよ!
水:佐藤さんも、最高の笑顔ですね! 本当に今日はありがとうございました!

プロフィール
- AFRO days代表
- 佐藤綾子
- 1985年2月千葉県生まれ。現在22歳。
高校卒業後、文化女子大学短期大学で服飾について学ぶ。その後短期大学部専攻科に1年間通いさらに応用を学ぶ。
卒業後、リメイクを専門に行っている会社に入社し、リメイクの基礎を学ぶ。 退社後、様々な活動に参加しながら、2007年4月に、新しい考えのエコリメイクで環境と社会貢献をする活動のAFRO daysを始動。
現在は、エコリメイク商品の拡大に向けて積極的に活動している。




